2011年4月28日
2011年4月26日
再開
しばらくの間書くことができずにいた鑑賞と日記を
ようやく更新することができました。
メールをいただいたりして、ご心配をおかけしましたが大丈夫です^^
いろいろなことが重なって、バランスがうまくとれなくなっていたようです。
なかなか晴れの日は続きませんが、少しずつ元気をとり戻してきていて、
今はいくらか楽になりました。
またゆっくりと続けていきたいと思っていますので、
ふらっとお立ち寄りいただければ嬉しいです。
昨日、今日と資料を探しに俳句文学館へ行ってきました。
図書室には日本で出版、発行されている俳句関係の本がほぼ揃っていて
閲覧することが出来るのです。あいにく貸し出しはしていないのですが、
コピーをとることは出来ます。でも一枚50円と、ちょっと高いです。
閲覧室で資料を積み上げて読み耽っている人の横顔を見て、
「あっ」と思って声をかけようと思いましたが、あまりに集中しているので申し訳なく
ためらったまま失礼してしまいました。
久し振りにお会いした方だったのですが、つい先日、とある編集者の人が
今一番育てたい評論家だと言っていたその人でした。
あまりにタイムリーなのでここで見かけたことに驚きつつ、
未来の名評論家の仕事ぶりを声をかけずにただただ眺めていたのでした。
2011年4月13日
2011年4月 7日
花待てば花咲けば来る虚子忌かな 深見けん二
明日4月8日はお釈迦様の生まれた日を祝う花祭。
そして虚子の忌日。
この二つはひとくくりに覚えているので、忘れることがない。
<ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎのもちづきのころ>
と詠んだ西行は、その歌と違わずに陰暦2月16日の釈迦涅槃の日に入寂した
と云われるが、虚子は釈迦が誕生した日に世を去った。
自ら選んだわけではないのに、凡人にはない何物かの力を感じずにはいられない。
掲句、膨らみかけた桜の莟にまもなく近づいてくる虚子の忌日を思い、
心の準備をして、そしてその日を迎える。
「花待てば花咲けば来る」からは作者にとって虚子の忌日がいかに大きく、
そして大切なものであるかが伝わってくるのである。
なんとも美しく、尊い師弟愛だと思う。
2011年4月 5日
2011年4月 4日
2011年4月 2日