2013年11月 8日

ローマ二日目 

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ローマ、二日目。昼過ぎにふたたび家を出ると朝の肌寒さが嘘のように暑い。

日が高くなって、日差しが強くなったからだろう。上着を脱いで、サングラスを掛ける。

13時、車で迎えに来てくれていたクリスと合流して、出発。仕事へ行くまでの時間を

一緒に過ごしてくれるらしい。ジャニコロの丘の松や遺跡を車窓に眺めながら、

車は一路、食のショッピングセンター「EATLY」へ。

一階から四階まですべて食材や料理本、調理器具などの食べることに関するものだけが

集まっていて、その規模の大きさと種類の多さにさすが食のイタリアだな、と感心すること

しきり。パスタ、プロシュート、パンチェッタ、魚、野菜、茸、オリーブオイル、トリュフ、

チョコレート、ジェラートなどなど、とっておきを集めた専門店が一度に巡れるという感じだ。

それぞれにイートインスペースがあって、新鮮な食材をその場で食べることが出来る。

papàはクリスが薦める新しいパスタの本を、私はアスパラガスと茸のリゾットの素と

チョコレートを買った。オリーブオイルは帰りのスーツケースが重くなるのであきらめた。

仕事に向かうというクリスとわかれて、私とpapàはお昼を食べるところを決めるために、

もう一度各ブースを巡る。どれもおいしそうで迷ってしまうが、最終的に選んだのがトリュフ。

イタリアではtartufo(タルトゥフォ)と言う。季節的には茸もいいけれど、せっかくなら。。。

とやはり普段は食べられないものに目がいってしまった。

そして、白トリュフのパスタ。まさにトリュフの魅力のみで味わうというシンプルさで、

この一皿で、4千円ちょっと(だったと思う)という贅沢なお昼。私は初めて食べたので、

美味しいけれどまだ良さが分からない白トリュフデビューという感じ。

食べなれた?papàはまあまあだね、と言う。いいものはもっと香りが良いらしい。

お店の元気なお姉さんが「tutto bene?」(美味しかった?)と自慢げに聞きにくる。

それには二人とも笑顔で「bene! grazie」(美味しかったよ、ありがとう)と答えた。 

 

 

 

 

 


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