小学館歳時記出ました!
いよいよ明日は節分ですね。冬と春を分かつ日です。
去年の今頃は少し春の兆しを感じられたものでしたが、
今年はまだまだ冬の勢いが衰えそうにありませんね。
寒波と豪雪に身が縮む思いです。
それでも暦の上では確実に春へと日々は動いています。
節分が終われば立春。いよいよ春です。
実際に感じる季感だけでは果てしなく続きそうなこの寒さですが、
暦の上だけでも確実に春へと季節が動いていると思うと、
心なしか今の厳しい寒さにも耐えられるような気がします。
それはきっと「立春」という言葉に、春を迎える心が動かされるからでしょう。
小学館から『日本の歳時記』が刊行されました ♪
私も季語解説と鑑賞をいくつか書かせていただいていて、制作にも携わったものです。
水面下?で進行していましたので、ようやくここで告知することができました。
今まで刊行された大歳時記と違う最大の特徴は、例句すべてに鑑賞の手引きとして
解説が付けられているところと、関連季語を表示し、すぐそこを引けるようにページ数を付けて
いるところです。この二つは画期的!!
カラー写真の点数も多く、見やすさも特徴の一つですよ。
季節を身近に感じる机上の一冊として、ぜひ、お勧めいたします。
くわしくはこちらをご覧ください。
季節の言葉と俳句を愛するすべての方へ。最新ビジュアル歳時記。
『日本の歳時記』(小学館) 編集委員 宇多喜代子/西村和子/中原道夫/片山由美子/長谷川櫂