コクリコ坂から
映画「コクリコ坂から」を観ました。舞台は1967年の横浜。
翌年には東京オリンピックが開かれるという、
そんな時代の高校生が主人公の物語。
映画、とってもよかったです。そして、
「ああ、なんて美しく生きているんだろう」
という思いが胸に溢れて、涙がとまりませんでした。
この時代の息吹に私も触れてみたかったな、と思います。
ある意味、ひたむきさが過剰になりすぎず、ぎりぎりのところで
バランスを保っていた時代だったのかもしれませんね。
久しぶりに何度も見たくなる映画に出会いました。
ジブリ作品の中でもベスト3に入るかもしれません。
物語や映像はさることながら、この映画、音楽がとてもいいです。
手嶌葵さんの歌は「ゲド戦記」の「テルーの唄」もすごく好きでしたけれど、
今回の主題歌も詩とメロディーがすごく素敵で、心に響きます。
それ以外の挿入歌も。
私は特にカルチェラタンの学生達の歌に、さわやかな涙を流しました。