句会初日
今日はすぎなみ詩歌館の「やさしい俳句講座」の句会初日。
はじめての仲間とのはじめての句会は、数え切れないほどの句会を
経てきた今でもやはり新鮮で心が引き締まります。
今回は兼題の「薄」と当季雑詠の2句出句。3句選でその中から一番
気に入った句を特選として選んでもらいました。
句会は出句→清記→選句→披講→名乗り・点盛り→講評という大きな流れがあります。
この流れをスムーズに粛々と進めていくことによって、句座に緊張感と絶妙な間合が
生れるのです。まずはこの流れに慣れることが大事。
みなさん初めてのわりには、思いのほかすんなりと慣れてくださったので一安心です。
最後は、全句を講評して終了。
受講生の作品は載せられませんが、なかなか筋がよくて、ハッとさせられる作品にも
出会うことが出来ました。これからが楽しくなるような句会の幕開けにこころが満たさ
れた一日でした。次回は講義とミニ句会です。
写真はレディセツという名の薔薇。むらさき色はさることながら、その名に惹かれて
買いました。名前が花につけられるって素敵。しかもプリンセス~みたいな名前ではなく
「セツ」という響きがなんとも古風で気に入っています。