祝宴
三月ですね。立雛を飾りました。先日いただいたもので、
瀬戸・薬師窯の陶雛です。品のよい愛らしさです。
光堂の銘は俳句や芸術に造詣の深かったこの窯の初代の雅号とのこと。
俳句との関わりを思ってこの雛を選んでくれたのかもしれませんね。
ありがたいことです。
高野ムツオ先生の読売文学賞受賞のお祝いの会、とても温かなよい会でした。
錚々たる顔ぶれでしたが、そこにいる全員が高野さんの句集が受賞して
本当によかった、うれしい、という思いに溢れているのが末席にいる私にも
充分すぎるほど伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
初めてお目にかかった先生は、実はとてもチャーミングで、私の母と同世代なのですが、
親世代という感じではなく、一人の男性としてとても魅力的な方だなあと
たちまちファンになってしまいました。温かい声をかけていただけたので、もうそれだけで
充分です。元気をもらいました。
そう、ここ最近体調を崩してばかりいたので、祝宴で会った俳句のお姉さま方から
たくさん心配をしてもらい、無理をしないアドバイスをもらい、それもまた気持ちに
エンジンがかかるきっかけにもなりました。三月中に身体を立て直して、
四月から万全な状態で動けるように準備したいと思います。