僕と妻の1778の物語
見に行きたいと思っている映画がある。
「僕と妻の1778の物語」
病気の妻を元気づけるため、毎日毎日妻のためだけに
物語を綴っていったという話。
この話、実話だというのがすごいと思う。
そのモデルとなっているのは作家の眉村卓夫妻。
ふたりの愛のかたちをしっかりと見たい。
ところで、眉村卓さんが俳句を作られることを私は知らなかった。
なぜ知ったかというと、林誠司さんが眉村さんの俳句について
ブログに書いていたから。
夏目漱石や芥川龍之介、久保田万太郎など、俳句専業でない人たちの
俳句は文人俳句と呼ばれている。だから眉村さんの俳句もその中に入る。
林さんの文章を読むと、俳句には頭で理解するだけでは決して引き出せない
魅力がある、ということがわかるし、そのことにとても共感する。
俳句はそこに書かれている文字(テキスト)だけではない。
詠んだ人の心、読む人の心。二つの心が響きあって初めて見えてくるものが
あることをけっして軽んじてはいけないと思う。
是非、こちらを読んでみてください。