2011年1月24日

僕と妻の1778の物語

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見に行きたいと思っている映画がある。

「僕と妻の1778の物語」

病気の妻を元気づけるため、毎日毎日妻のためだけに

物語を綴っていったという話。

この話、実話だというのがすごいと思う。

そのモデルとなっているのは作家の眉村卓夫妻。

ふたりの愛のかたちをしっかりと見たい。

 

ところで、眉村卓さんが俳句を作られることを私は知らなかった。

なぜ知ったかというと、林誠司さんが眉村さんの俳句について

ブログに書いていたから。

夏目漱石や芥川龍之介、久保田万太郎など、俳句専業でない人たちの

俳句は文人俳句と呼ばれている。だから眉村さんの俳句もその中に入る。

林さんの文章を読むと、俳句には頭で理解するだけでは決して引き出せない

魅力がある、ということがわかるし、そのことにとても共感する。

俳句はそこに書かれている文字(テキスト)だけではない。

詠んだ人の心、読む人の心。二つの心が響きあって初めて見えてくるものが

あることをけっして軽んじてはいけないと思う。

 

林誠司 俳句オデッセイ

 

是非、こちらを読んでみてください。

 

 

 

 


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