2011年1月24日
白鳥の胸を濡らさず争へり 吉田鴻司
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縄張り争いか恋の争いか。二羽の白鳥が向かい合って
純白の羽を羽ばたかせている。
胸を濡らさず争へり
この気高さが素敵だ。矜持というものを思う。
作者が感じたその姿への憧れ。
そしてかくありたいと、自分も思う。
季のうた | 一番上へ