2013年9月21日

月のあとに

盛岡での講演を終え、

池袋コミュニティカレッジでのイベント講座を終え、

気がつくともう九月も半ば過ぎ。

 

待宵、十五夜、十六夜と美しい月でしたね。

ここ何年か続いていた十五夜の満月も

次に十五夜とちょうど重なるのは八年後になるとか。

新暦だとそういうことも出てきますね。 

少しずつ遅くなる月の出に、いよいよ秋も深まってゆきます。

 

講演は「今、俳句を詠むということ」という演題で一時間ちょっと

お話させていただきました。話したことがらすべて、

「詩歌の力」というものをあらためて感じて、意識してもらいたい

という思いにつながるもので、この詩歌の流れの最もあたらしい

ところに立って、それぞれが今俳句を詠んでいるということが

いかにすばらしいことか、ということを私を含め、会場の人たちと

共有したかったのです。どれだけ伝えることができたか、自分としては

とても心許なく、そして拙いものでしたが、少しでも何か心に残すことが

できたら幸せだなと思います。

「樹氷」のみなさまはとても温かくて、助けられました。

講演後にいろいろと感想をくださって、その言葉のひとつひとつにまた

あらためて気づかされることもあり、よい経験と時間をいただけたなあと

感謝しています。少しでも成長できるように頑張らなくては、ですね。

それにしても、俳縁って本当によいものです。

 

 


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