2012年9月29日
2012年9月24日
2012年9月21日
ようやく秋?
爽やかな秋、にはまだ程遠い毎日が続いていますが、
みなさまお変わりありませんか?
暑い、暑いといいながらも今日あたりから少し風が軽くなったような気がします。
先日はまだ夏を感じる日差しの中、上野の東京都美術館へ「マウリッツハイス美術館展」
を見に行きました。平日でしたのですぐ見られるかと思ったのですが、甘かったですね。
チケットを買うのに20分、館内に入るのに50分待ちました。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の人気はすごいですね。
私もこれはぜひ見ておきたいと思っていたので、並んででも見ることが出来てよかったです。
近くで見たあと、離れたところからしばらく眺めてたのですが、
潤んだ瞳が語りかけてくるような気がして、これは生きている絵だなあと魅了されました。
この少女の絵ばかりが注目を浴びていましたが、この美術館展自体がすばらしかったです。
スペインから独立し、海洋貿易で繁栄した経済力が市民層にまで絵画を楽しむ余裕を与え、
宗教上の偶像崇拝の禁止が、絵画といえば宗教画であった時代の流れを風景画や風俗
画、肖像画へと移行させていったからこそ、あの当時のオランダにこれほどまでの充実した
絵画作品が生まれたのだということを、レンブラントやヴァン・ダイクやフランス・ハルスなど
の作品を前にしながら、改めて感じることが出来ました。
日本で見られるのは、このあと開かれる神戸だけのようです。