ワークショップ
今日は新宿区にある海城中学校に行ってきました。
中学二年生を対象にしたワークショップ「コミュニケーション授業」に
お声かけいただき、生徒たちに俳句の話をするためです。
俳優のすずきこーた氏がファシリテーターをされているワークショップで
さまざまな職業の大人たちから人生や職業のことを聞き書きして、
それを元に演劇の一場面を作るという、実にユニークな授業をされているのです。
今のわたしの生活圏内に中学生との接点は皆無なので、
学校へと向かう道すがら、ちゃんと話せるかしら、とドキドキしたり、
年の差を数えて愕然としたりして、なんだかいつもと違う気分を味わいました^^
班ごとに分かれてお話するので、7人ぐらいの中学生に囲まれて、
「どんな時に俳句を作るんですか?」
「俳句を作っていてよかったことって何ですか?」
と質問を受けて、それに答える。
話し始めると、みんな一生懸命メモを取っていて、その姿があまりに可愛い。
質問が一つ終ると、「次お前が質問しろよー」みたいな感じでこそこそ目配せ
している姿がいじらしくて見ているだけでもう頬が緩んでしまいました。
このくらいの年頃って本当にシャイなんですね。
最後は聞き書きの途中経過の発表を聞いて終了。
聞き書きした本人のいる前で発表するって、たぶんすごく緊張したんだろうな。
みんなごくろうさまでした。そして、どうもありがとう。
彼らはこれからそれを元にもうひと頑張りなので大変ですが、
私の役目はこれで終り。
聞き書きを纏めたものを後で送ってもらえるそうなので、
今はそれを読むのが楽しみです。