出会い
先日、詩人の野村喜和夫さんご夫妻と会食をしました。
奥様はフラメンコダンサーの野村眞里子さん。
野村さんとは「文藝春秋」の同じ号に作品を発表させていただくというご縁。
不思議なご縁で、ちょっと緊張しましたがフランスの話、文学の話に
素敵なひとときを過しました。
三茶の美味しいイタリアンを教えていただき、そこの名物という
とーっても長いソーセージ(1メートル注文)に驚き、
オマールエビのリングイーネにはほっぺたが落ちました。
トリュフとポルチーニのピッツァもいい香りだったなあ。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、
野村さんの温かでどことなくチャーミングな魅力と、
眞里子さんの穏やかさの中に見え隠れする情熱みたいなものが印象的で、
タクシーに乗る二人を見送ったあとも、いつまでもその余韻が残りました。