2012年2月29日
2012年2月27日
んがん句会アルバム
(写真をクリックすると大きくなります)
昨日の夕方は神保町アンチヘブリンガンでの句会。
珍しく、句会風景を撮ってみました。
みなさん、選句中。 なんだか真剣ですね。
そういえば、この句会に顔を出すようになってから
一年とちょっと経ちました。
初めに句会のことを書いたのが2010年の10月。
その頃の写真を見たら写っていたのが6人だったので、
ずいぶん増えたなーという感じ。
相変わらず、楽しくてお腹が痛くなる句会です。
ゲストに俳人の松尾清隆さんをお呼びしました。
私の右隣。清隆さんは「松の花」という俳句結社に所属されていて、
お父様はそこの主宰をされている松尾隆信先生です。
俳句一家というところが、私と似ていたりもして。
なんだか真面目すぎなのでもう一枚。
そう。んがん句会といえばやっぱりこれですね。
レッツ 5 ・7 ・5 ♪♪
(灘子さんの手がすごいかっこいいことになってる^^)
2012年2月25日
早稲田大学オープンカレッジ茶話会
(写真をクリックすると大きくなります)
暖かかった昨日から一転、今日は冷たい雨。
まさに三寒四温の今日この頃、
皆さま、お変わりなくお過ごしですか?
冷たい雨、とはいっても冬のそれとはやはり違って
春の胎動というか、息吹のようなものを雨のなかにも
どことなく感じます。
昨日は早稲田大学オープンカレッジ八丁堀校の最終講座日でした。
写真は受講生のみなさまと。(全員ではないですけれど)
最終日なので、茶話会を開いていただきました♪
美味しい料理とケーキ、それに明るいうちから飲むワインの贅沢な気分に
心地よく酔って、ほんとうに楽しいひとときでした。
思わぬプレゼントもいただき、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
教室を出て、皆さまと色々な話をする時間は、私にとっては息抜きというか、
幸せな時間でもあります。
教壇を下りれば、俳句を愛する仲間として、忌憚なく色々な話が出来るから
かもしれませんね。俳句だけでなく、人生の話や夢の話を。
新年度の「現代俳句講座」は4月から始まります。
新規申し込みは3月9日からスタートです。
詳しくはどうぞこちらをご覧ください♪
2012年2月24日
2012年2月22日
凍てゆるむどの道もいま帰る人 大野林火
ようやく寒さが和らいできた。
果てしなく続くかに思えた今年の寒さも、
少しずつ、少しずつ、本格的な春に向けて動いているようだ。
駅の改札を抜けて、それぞれ家路につく人たち。
やわらかくなった風に、こころなしか背筋も伸びる。
待つ人がいても、いなくても。
やがて一つ、また一つと増えゆく家々の灯り。
何ともいえぬ安らぎがある。
2012年2月17日
HAIGA集
「HAIGA Peindre en poesie」 Ion Codrescu
仏語・英語版の俳画集に作品が入集されました。
「雪の香やひらきぐせある文庫本」の句です。
日本では発売していないのでご紹介だけでも。
古今東西の詩人・俳人100人の句からインスピレーションを
受けて描かれた俳画と仏訳句のコラボレーションです。
日本で言う「俳画」とはまた違った雰囲気ですが、
アート感覚で楽しめる、素敵な作品がたくさん入っています。
日本人作家は橋本榮治、見目誠、明隅礼子氏と私の4人。
海外の方のブログで素敵な動画を見つけましたので、こちらをどうぞ♪
「HAIGA Peindre en poesie」紹介ブログ
今日は仕事の打ち上げで小学館地下にある洋食屋「七條」へ。
有名店らしいので、とても楽しみ。
夜は雪になるみたいですね。
2012年2月14日
抱擁
春めいてきた日差しも束の間に、今日はずいぶんと冷え込みましたね。
午前中はすぎなみ詩歌館での句会でしたが、日本家屋特有のしんしんと
どこからともなくすべりこんでくる冷気が身にこたえました。
でも今日はバレンタインデー♪♪
各地で繰り広げられているであろうホットなやりとりに、もうちょっと気温が
あがってくれてもいいのに、なんて思ったりしましたが、そううまいこといきませんね。
今日は電車で学生を見かけると、自分の高校生の頃と重ねていろいろ
想像を膨らませてしまいました。あの頃がよくも悪くも、この日が最大の
イベントで、片思いの先輩にチョコを渡す時の胸の高まりなんてもう、心臓が飛び出す
んじゃないかと思うほどでしたね。もう痛いくらいに。そんな頃をふと思い出して、
なんだか愛おしくなりました。
いつ渡そバレンタインのチョコレート 田畑美穂女
バレンタインといったら、やっぱりこの句でしょう。
この句は少し微笑ましさもある感じですが、女の子にとって2月14日とは
つまり、「いつ渡そ」の一語に尽きるのものなのです ^^
2012年2月 2日
小学館歳時記出ました!
いよいよ明日は節分ですね。冬と春を分かつ日です。
去年の今頃は少し春の兆しを感じられたものでしたが、
今年はまだまだ冬の勢いが衰えそうにありませんね。
寒波と豪雪に身が縮む思いです。
それでも暦の上では確実に春へと日々は動いています。
節分が終われば立春。いよいよ春です。
実際に感じる季感だけでは果てしなく続きそうなこの寒さですが、
暦の上だけでも確実に春へと季節が動いていると思うと、
心なしか今の厳しい寒さにも耐えられるような気がします。
それはきっと「立春」という言葉に、春を迎える心が動かされるからでしょう。
小学館から『日本の歳時記』が刊行されました ♪
私も季語解説と鑑賞をいくつか書かせていただいていて、制作にも携わったものです。
水面下?で進行していましたので、ようやくここで告知することができました。
今まで刊行された大歳時記と違う最大の特徴は、例句すべてに鑑賞の手引きとして
解説が付けられているところと、関連季語を表示し、すぐそこを引けるようにページ数を付けて
いるところです。この二つは画期的!!
カラー写真の点数も多く、見やすさも特徴の一つですよ。
季節を身近に感じる机上の一冊として、ぜひ、お勧めいたします。
くわしくはこちらをご覧ください。
季節の言葉と俳句を愛するすべての方へ。最新ビジュアル歳時記。
『日本の歳時記』(小学館) 編集委員 宇多喜代子/西村和子/中原道夫/片山由美子/長谷川櫂